2011.07.08
アオギリの花
今、アオギリの花が咲いている。アオギリは中国から渡来した木で、ほとんどは庭木として植えられたもの、野山ではなく住宅地で見かけることが多い。
高木が多く、花の時期も茶色の花柄がごちゃごちゃと伸びているな・・で見過ごされがちだが、一つ一つの花をよく見るととてもユニークで面白い。雌雄同種だが、雄花・雌花の見分けができるまでに何年かかかったことを思い出す。
アオギリの花については以前にも書いた。(2007.7.20の記事) この時も書いているが、その後も雄花と雌花が同時に盛りという木には会っていない。今年見た木は、雌花が盛りで雄花はチラホラという段階だった。
市内住宅地にて
▲こんな状態のアオギリを見つけたら花を探してみよう
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▲象の鼻のように突き出ているのは雌しべではなく、雄しべが合着したもの。これが雄花だ
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▲咲いているのはすべて雄花
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▲こちらは、咲いているのはすべて雌花
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▲突き出ているのが雌しべで、ここからユニークな実ができる過程も面白い
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