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2011.04.07
水辺の春

春が駆け足でやってきた。サクラの開花状況も気になるが、この時期は木々が一斉に芽吹く時。この時期しか見られない新葉の美しさ、芽吹きと共に咲く小さな花も見逃したくない。
散策仲間の友人二人と散在ガ池に出かけた。せせらぎの小径に入るとすぐに目に入ってきたのがコクサギの芽吹き。この辺りはコクサギがとても多い。コクサギの葉は光沢があり新葉は特にきれいだ。可愛らしい雌花も見つかった。雄花は一つの花序に数個の花がつくが、雌花は単独で咲く。
木道を下りて水辺を行くと、湿地にヨゴレネコノメが群生していた。一箇所にかたまって生えていることは知っていたが、こんなに広い範囲に群生していたとは驚きだ。草刈りをして目立つようになったためか? 日が当るようになって広がったのか?
再び木道に上ると、沢沿いの岩の上に芽吹きの美しい木が見えた。明るい緑の葉や葉の出方から見てクロモジに違いない。望遠レンズで見ると小さな黄色の花をたくさんつけていたが、木道からでは遠過ぎる。沢を渡り苔むした岩に上って花の写真を撮った。

散在ガ池森林公園・せせらぎの小径にて/2011.4.7
▲コクサギの雌花

▲コクサギの雄花

▲コクサギの新葉

▲ヨゴレネコノメが群生

▲同上

▲同上

▲輝くクロモジの新葉と花

▲同上

▲同上

▲同上。「アブラチャンは沢沿い、クロモジは尾根」と思っていたので、沢沿いのクロモジは新鮮だった


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