このところ冬と春が毎日のように入れ替わる。今日は“春”の日、久しぶりに友人二人と広町に集まり春の散策。今年は季節の進みが遅いようだ。キブシはまだ咲いてないし、スミレなど春の野の花も遅れているように思う。
今日は広町はさっと通り抜け、鎌倉山から夫婦池に向かった。住宅地とはいえ海が見えよい散歩道だ。斜面の雑木林にはコゲラやシジュウカラの姿もあった。

夫婦池は一昨年春にオープンした小さな公園だが、訪れるのは初めてだった。池にはキンクロハジロの♂♀とオオバン1羽、後にカワセミの姿も見えた。
湿地にはハンノキの高木が数本、またハンノキの幼木やヤナギ（種名不明）も目についた。野の花は少なかったが、水辺には予期せぬヨゴレネコノメが咲いていた。これらはいずれも広町にはない植物だ。これからも時々訪ねてみようと思う。

広町緑地から鎌倉山・夫婦池へ／2011.3.6

▲暖かな春の日差し、空にはこんな雲が！ ▲ガマとアシ＠夫婦池 ▲一羽で寂しそうなオオバン＠夫婦池 ▲枯れ湿地にヨゴレネコノメが！ ▲同上 ▲同上。名前は悪いがいい花だ ▲同上。ヨゴレネコノメはイワボタンの変種と言われる。見分けは、ヨゴレネコノメの葯は赤く、イワボタンは黄色 ▲湿地のハンノキ、雄花はもう終りかけ。昨年の実がまだたくさんついていた ▲木道近くの幼木、冬芽を見たらハンノキだった ▲切り株からひこばえのように出ていた小枝。ヤナギの仲間と思われるが・・ ▲湿地には色んな幼木が生えていて楽しい。これはカラスザンショウ ▲同じく湿地の早起きニワトコさん ▲湿地に多いヤマグワ。近縁のヒメコウゾも生えていた ▲林道のニワトコさん「冬芽がとれちゃったんだけど、また出てくるかなあ・・」