2010.09.21
ヌルデの花
野山に生える樹木で夏から秋にかけて花をつけるものは本当に少ない。9月のこの時期に白っぽくなった木があれば、ヌルデ(ウルシ科)かタラノキ(ウコギ科)の可能性大だ。どちらも(特にヌルデは)鎌倉の里山にはとても多い木だが、なかなか花の写真が撮れなかった。
9月になってヌルデの花を撮ろうと思うと、すでに実ができていることが多かったのだが、今年は数少ない9月の散策で、幸運にも花をつけた雄木と雌木に遭遇、何とかカメラに収めることができた。やはり今年は花が遅れていたのかも知れない。
地味な花だが・・/鎌倉中央公園・広町緑地/2010.9.13〜9.19
▲こんな風に花序が垂れ下がる
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▲雌花序
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▲ズームアップすると結構可愛い花だ。甘い蜜が出ているのかアリが来ている
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▲背中に“顔”をつけたクモ君、何狙ってる?
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▲花が終るとこんな実ができる
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▲雄花序
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▲同上。雄花は花弁が反り返る
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