ムラサキダイコン、昔から住宅地の空地などに群生していたこともあって、なんとなく懐かしい花だ。他にハナダイコン、ムラサキハナナ、ショカツサイ、オオアラセイトウなど呼び名が多い。子どもの頃は“ダイコンの花”と呼んでいた。“ハナダイコン”も呼び名としてはいいのだが、他に「ハナダイコン」という種があるようなので避けた方がよさそうだ。

土曜日のお昼過ぎ、北鎌倉から浄智寺脇を通り葛原ヶ岡ハイキングコースの方へ行ってみた。桜が終り新緑が眩しい。今目立つ花はないが、道端のムラサキダイコンと緑の取り合せが美しかった。この花は四弁のせいかいつもうまく撮れないのだが、色合いにつられて撮ってみようかという気になった。スジグロシロチョウやアブが次々と来てモデルになってくれた。
昔から変らないのどかな散歩道、こんな風景が鎌倉らしいのかも知れない。

北鎌倉散歩／2010.4.24

▲東慶寺前 ▲浄智寺脇 ▲露が光る ▲アブが多い ▲花から花へ忙しなく飛ぶ ▲白い蝶はほとんどがスジグロシロチョウ ▲虫たちに大人気のムラサキダイコン ▲ん？　交尾拒否？ ▲では、またね〜！ ▲こんな散歩道がずっと昔からあったような・・ ▲1時間ほどだったが、ちょっといいお散歩になった