入生田の地球博物館前からバスで仙石原の湿生花園に向かう。平日とはいえ、春休み中の上、何日ぶりかの行楽日和とあって道路は渋滞し、湿生花園に着いたのは3時半であった。
入場券（700円）を買おうとすると、窓口の人が「雪でお花が全然見えなくなっているんですよ・・」と。「ミズバショウもですか？」「ミズバショウもほとんどダメです」「じゃあ、300円ぐらいにしていただけますか？」「（笑）」「ここまで来たんだし、まあ、とにかく入れて下さい」「入っていただくのは結構です」というやりとりの後、結局タダで気持ちよく（？）入れてもらった。

入生田では雪の痕跡もなかっが、仙石ではどれぐらい積ったのだろう？　湿地にはかなりの雪が残っていた。が、ミズバショウが全く見えないことはない。花自体少し盛りを過ぎていたようだが、雪の中に点在する様はなかなか雰囲気があった。
しかし、他に花らしい花はほとんどなく、確かにこれで700円取られたら怒る人もいるかも？（笑）　今回はタダで入れてもらって、なかなか見られない雪景色が見られたから、まあいいとしようか。

湿生花園雪景色／2010.3.30

▲仙石へ向かうバスの窓から白い“大文字”が見えた ▲雪に被われた湿生花園 ▲園内に広がるミズバショウ ▲雪の中から顔を出すミズバショウ ▲春の雪にツクシもビックリ？ ▲きらきら光る水辺 ▲佇むシロハラ君 ▲仙石原の雪景色 ▲湿生花園からの帰り道に見たハナノキの雄花