梅雨の間にも季節は刻々と移っている。中央公園では田んぼや湿地の周りにネムノキが咲き始めていた。梅雨の谷戸らしい風情ある光景だ。10日前に咲いていたクマノミズキや外国種のネムノキは終りかけていた。
管理棟近くの湿地では、ハンゲショウが花期を迎え葉が白く変わっていた。マタタビ同様花期だけ白くなる現象は、虫を呼ぶためと言われている。
春から咲いていたハルジオンがいつの間にかヒメジョオンに代わっていた。いつもその代り目が分からない。気がついてみると交替してる感じだ。
気がついてみると蝶も代替わりしている。まっ黒な夏型ベニシジミや羽化したてと思われるきれいなツマグロヒョウモンが飛んでいた。

梅雨の最中にも・・／鎌倉中央公園／2009.6.25

▲密生するハンゲショウ ▲淡い紅色が優しいネムノキ ▲同上 ▲湿地周りのそこここに ▲田んぼ周りにはチダケサシが咲き出した ▲まっ黒なベニシジミ ▲この時期増えてきたキマダラセセリ ▲ヒメジョオンにきれいなツマグロヒョウモン ▲同上