2009.02.02
小石川植物園
先日行った小石川植物園の冬芽たち。小石川植物園は木の種類も多く冬芽観察にはよいのだが、植物園が古いだけあって大木が多く、冬芽や葉痕を間近で見られないものもある。
「今年は枝が下りてないかな・・」と期待したチャンチンモドキはまたしても手が届かなかった。最近チャンチンはあちこちに植栽されているが、チャンチンモドキはここでしか見たことがない。
新種としては、ヘッカニガキの冬芽(隠芽)と葉痕が撮れた。是非とも花を見たい木でもある。ノグルミは辛うじて撮影可能な距離に小枝が出ていた。
大木でもひこばえが出ているものはありがたいが、そのひこばえには注意が必要だ。この日見ただけでも“よそ物”が“ひこばえ面”して大木の根元から生えている例がいくつかあった。
今年はやはりウメが早いようだ。梅林には早咲きの紅梅に加えて白梅も咲き始めていた。
小石川植物園の“役者”たち/2009.1.28
▲兜に髭、雄々しくも微笑みを絶やさないヤチダモ
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▲髭面のハグマノキ(スモークツリー)
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▲冬芽を帽子の中に隠しているヘッカニガキ
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▲雄花の間からこんにちは!/ハンノキの葉芽
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▲ノグルミ
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▲外国種クルミの仲間。同じクルミ科でもオニグルミやサワグルミとは遠い種かな? ノグルミにはよく似てる。
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▲大木の根元から生えていた“ひこばえ”。木には「イタリアヤマナラシ」の札があったが、どう見ても君はクワではないか!
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▲こちらも↑と同じ木のひこばえ。こちらは正真正銘のイタリアヤマナラシかな。なお「イタリアヤマナラシ」とは「セイヨウハコヤナギ」のことらしい。
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▲本年枝はこんなに毛深いカジノキ
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▲やはり梅は一重の白梅がいい
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▲紅・白・ピンクと賑やかになってきた
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