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2009.01.04
城ヶ島

年末に引き続き穏やかな三が日だった。今日はもう四日だが、日曜日、春のように温かな日差しに誘われて三浦半島・城ヶ島に出かけた。
高尾山の東から三浦半島に続く多摩・三浦丘陵を、その形がいるかに似てることから“いるか丘陵”と呼ぶ人がいる。城ヶ島はその最後尾、いるかの尻尾に当る部分だが、丘陵が急に途切れ海に落ち込んでいるため、いかにも尻尾という感じで分かりやすい。
太平洋に面した南側は岩が侵食され自然の造形を楽しめるが、強い海風を受けるせいか樹木はほとんどなく、岩場にはイソギク、ハマゴウ、テリハノイバラ、ススキなどの草や低木が生えていた。もっとも、この時期に植物を見つけるのは難しい。海岸植物を探すなら春から夏にまた来てみたいものだ。
南海岸東側にはウミウ(ヒメウ・クロサギも)の繁殖地があり県指定の天然記念物にもなっている。人は近くまで寄ることができないが、ウミウ展望台からはたくさんのウミウたちが白い崖の上で日向ぼっこするのが見えた。

城ヶ島風景/2009.1.4
▲南側海岸より。伊豆大島が近く見える

▲ウミウ展望台より東方を見る

▲同上。ウミウはいるかな?(遠くに見えるのは房総半島)

▲同上。日向ぼっこするウミウが見えた!

▲同上。ズームアップ!

▲いるか丘陵の尻尾

▲岩に張り付く海草は何?

▲自然の造形・馬の背洞門

▲岩場が続く

▲同上

▲小高い丘から西側海岸・難ヶ崎を見下す


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