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2008.11.06
日溜まりの蝶

11月の割には暖かい日が続いているが、いよいよ蝶が少なくなってきた。この時期中央公園などより暖かい海岸の方が蝶をよく見かける(蝶の種類が違うかも知れないが)。そんな期待もあって江の島を歩いた。
成虫越冬のキタテハはこの時期によく見かける。秋に多いツマグロヒョウモン、ウラナミシジミ、ヒメアカタテハ(か、アカタテハ)も咲き残っている花に集まっていた。

ムラサキシジミやムラサキツバメも海岸近くでよく見かけるような気がする。食樹の常緑樹が多いせいだろうか。いずれも成虫越冬の蝶だ。ムラサキツバメとムラサキシジミの違いは尻尾の有無でしか見分けられないが(私には)、尻尾が片方だけというのがいた。両方とれてしまったムラサキツバメがいたら、お手上げかな?
いずれも南方系の蝶だが、温暖化と共に鎌倉周辺でも年々数が増えていくことが予想される。注意して見ていよう。

日溜まりに集まる蝶たち/2008.11.4/江の島海岸
▲尻尾が片方だけ。ムラサキツバメ♂

▲尻尾がないからムラサキシジミでよいのかな? 表翅の青が鮮やかなのは♀
↓のムラサキシジミとの比較参照

▲ムラサキシジミ/2005.9.30撮影
ムラサキシジミはこのように前翅の角が尖っていると言われているが、一つ上の蝶にはその特徴は見られない。やはり尻尾が二つともとれてしまったムラサキツバメか?

▲これもムラサキツバメ?

▲キタテハ

▲ツマグロヒョウモン♂たち

▲ウラナミシジミ。こんな写真しか撮れなかった・・

▲日向ぼっこするヤマトシジミ♂

▲同♀


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