2008.10.25
イチジクとイヌビワ
町田の里山を歩いていると、畑にたくさんの実をつけたイチジクの木があった。中には熟れてパックリ口を開けた実もある。カミキリムシが来ていた。カミキリムシはこういうものも好きなのか・・。
子どもの頃にはイチジクの木が家の庭にもあったが、最近は見ることが少なくなった。そう言えば、イチジクの冬芽と葉痕もまだ撮ってなかったような・・。
鎌倉の野山には同じクワ科イチジク属のイヌビワやイタビカズラはとても多い。このうち、イタビカズラの花や実(花嚢・果嚢)はなかなか見られないのだが、イヌビワの花や実(花嚢・果嚢)はどこででも見かける。イチジクを小さくしたような相似形だ。
今回イチジクの花芽を初めて見たが、花芽のつき方もイヌビワとそっくりなことが分かった。
イチジクとイヌビワ/花芽や花嚢・果嚢のつき方に注目
▲ごちそうを見つけたカミキリ君、幸せそう
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▲イチジクの実はこんな形
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▲イヌビワの実。大きさはイチジクよりずっと小さい
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▲イヌビワ(左)とイチジク(右)/冬芽と葉痕を並べてみよう/どちらも葉痕のおでこの上に丸い芽が二つ。これが花芽なのだ。二つのうち一つは予備の芽かな?
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▲イヌビワの実(果嚢)。花芽の一つが成長したことが分かる
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▲イチジクの実(果嚢)も同様。成長しなかった予備の花芽も痕跡はある
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