自宅マンションは山斜面に建っているので周りには木が多い。ここに来て15年になるが、毎年毎年新しい木が見つかるのが不思議。ベランダやマンションの通路から見るだけで近くまで寄れないため、花が咲いて初めてそれと認識できることが多い。幼木が育って初めて花が咲いたりすると嬉しいものだ。見守ってきた甲斐があったというもの。

これまでにも何度か書いているが、裏山の斜面に一本のキリの木が生えている。花をつけるまでに育っていたのだが、2001年の台風で根元から折れてしまった。がっかりしたが、しばらくすると新らたな木が生えてきた。草に被われてるので下の方はよく見えなかったが、根は健在だったのだ。
キリの成長は早い。あっという間に3mほどになった。その後も序々に成長を続け枝も張ってきた。そして昨年の秋、丸い花芽のようなものがたくさんついているのを見つけた。キリの花芽は前年の夏頃に早々と準備される。
期待どおり、この春花が咲いた。2002年に生え始めたとして、6年で花が咲いたことになる。予想以上の速さだった。

裏山のキリ

▲2004.10.23／樹高3mぐらい ▲2005.7.14／枝ができた ▲2006.7.31 ▲2007.9.7／花芽がついている？ そして、今年・・ 花が咲いた！／2008.4.28