2008.04.19
鬱金(ウコン)と御衣黄(ギョイコウ)
「里桜」とはサクラの園芸種の総称と思ってよいようだが、八重咲きのものが圧倒的に多い。ソメイヨシノなどに比べて2週間ほど花期が遅く、今盛りを迎えている。
あまり好きになれない八重桜だが、変り種のウコンとギョイコウには目が行く。淡い黄色のウコンは、濃いピンクの八重桜にない優しさがある。しかし、人によっては色褪せた花と見るかも知れない。最近よく思うが、人々の花を見る目が(花に限らないかも知れないが)どんどんエスカレートして、濃い色や派手な色を好む傾向があるように思う。いや、本当に人々が好んでいるのかどうかは分からないが、人の目を引こうという作意を感じる場面が多い。人の感性だって作られていくものだから要注意だ。
欧米ではピンクの八重桜よりウコンの方が人気があるという。ちょっと意外。
緑の桜・ギョイコウはまだウコンほど普及してないようだが、この色合いは個性的。今年初めて大船フラワーセンターの花を撮ってみた。柵の中にあるので近くまで寄れないが、何とか花の詳細が分かるかな?
御衣黄(ギョイコウ)桜/2008.4.19/大船フラワーセンター
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鬱金(ウコン)桜/2008.4.19/大船フラワーセンター
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