2008.03.27
オガタマノキ
3月になると、コブシ、モクレンなどモクレン科の花が次々と咲く。いずれも好きな花だ。モクレン科でまだ花を見たことのないオガタマノキだが、今年こそ花を見たいと思っていた。同じオガタマでも中国原産のカラタネオガタマはお寺などでもよく見かけるが、在来種のオガタマノキは見る機会がほとんどない。近くでは鎌倉宮と大船フラワーセンターに植栽されたものしか知らない。いずれも高木で、大船フラワーセンターの木など花が咲いても下からは見えないほどだ。
鎌倉宮のオガタマノキはなかなか風格のある木だ。かなりの古木なのだろう。今年1月に何とか見える高さに冬芽を見つけていたので、あそこなら花が撮れるかも知れない・・と思って行ってみた。
時期はぴったりで小さな白い花をたくさんつけていた。小さいながら形はモクレン科の花そのもの、何だか嬉しくなった。花は最短のものでも200mmの望遠レンズでやっと撮れるぐらいの距離にある。下から見上げるだけで花芯まで見ることはできなかった。「低木で花の咲くオガタマノキ」がどこかにあるだろうか?
オガタマノキ/2008.3.27/鎌倉宮
▲ミニ・モクレンという感じ。花の直径は3cmほど、カラタネオガタマと同じぐらい
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▲今年1月に撮ったオガタマノキの冬芽
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その他、モクレン科の花
▲カラタネオガタマ(中国原産)/2003.5.5
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▲コブシ/2008.3.27
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▲シデコブシ/2008.3.15
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▲ハクモクレン/2008.3.15
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▲シモクレン/2008.3.15
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