前日に横須賀線から見た紅葉の進み具合が気になり家を出る。さて、どこに行こうか？　横須賀線に乗ってからも、北鎌倉？ 源氏山？ 長谷？ はたまた獅子舞へ？…と迷ったが、結局寿福寺から源氏山に上り、化粧坂を下りて海蔵寺方面に行ってみようと決めた。
この一帯は扇ヶ谷（おうぎがやつ／「扇ガ谷」「扇谷」とも書く）と呼ばれ、鎌倉の歴史に登場するお寺や旧跡も多い。
この日は小春日和を通り越して半袖で歩きたくなるような一日、平日にもかかわらず紅葉を楽しむ人々で賑わっていた。今、紅葉まっ盛りのモミジもあったが、もうすでにピークを過ぎた木も多かった。どちらかと言うと、今年は黄色のモミジがきれいだなと感じた。
寿福寺横から源氏山に上る道（お墓を通らない方の道）で、昨年は弾けたノササゲの実をたくさん見つけたが、今年はノササゲはあったものの実は見かけなかった。秘かに期待していたのだが…。すぐ側にきれいなテイカカズラの種が一つ落ちていた。

寿福寺〜源氏山〜化粧坂〜海蔵寺／2007.12.07

▲寿福寺参道 ▲寿福寺の紅葉 ▲逆光のモミジ ▲人ひとりがやっと通れる／源氏山への道 ▲扇ヶ谷が見渡せるスポット／源氏山への道 ▲テイカカズラの種が落ちていた／源氏山への道 ▲イチョウの絨毯の上に山茶花の花／源氏山 ▲化粧坂を下りる ▲側溝を埋める落葉 ▲海蔵寺山門脇のモミジ ▲本堂前のカイドウが紅葉していた／海蔵寺 ▲白い窓、白い壁と紅葉の取り合わせが絵になるスポット／海蔵寺 ▲鐘の向こうに紅葉を見る／海蔵寺