暑くもなく寒くもなく、散策に絶好の季節となった。久しぶりにハイキングコースを歩く。まずは横浜自然観察の森へ。大船からのバスはどこかの散策グループと一緒になり満員！　ハイキングコースでも平日にしては人が多かった。やはり歩くにはよい季節なのだ。
散策路には、トリカブト、シロヨメナ、サラシナショウマが咲き、野の花も終りが近づいてきた。紫に色づいたノササゲの実、まっ赤に変身したアカバナ、青黒く色づいたアオツヅラフジの実は季節感がいっぱいだ。

アキノキリンソウを見つけたのも嬉しかったが、今日一番の収穫は、カエデドコロを見つけたことかも知れない。オニドコロやヤマノイモはどこにでもあるが、カエデドコロは関東には非常に少ないはず。特徴のある葉なので間違いないと思うが、帰って図鑑等を調べてみたら、よく似た種にキクバドコロというのがあった。これは今日歩いた鎌倉市内にもたくさんの記録があるので、今後注意して探してみたい。
その他、川沿いにはたくさんのアブラチャンが生えていたし、尾根道では花芽をつけたクロモジも見つけた。最近注意して探しているサルナシや、シロバナハンショウヅル、オオバウマノスズクサもあちこちで見かけた。いずれも場所を覚えておいて、来年花の季節に忘れずに来よう。

横浜自然観察の森〜天園〜散在ガ池／2007.10.23

▲ツクバトリカブト ▲サラシナショウマ ▲シロヨメナ ▲コウヤボウキ ▲アキノキリンソウ ▲ヤマハッカ ▲ノササゲ ▲アカバナ ▲オオアオイトトンボ ▲アオツヅラフジ ▲ノダケ ▲カエデドコロ