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2007.10.09
木の判別

散策の楽しみは色々あるが、身近かなフィールドで初めての木に出会うのはとても嬉しいこと。草本と違って木本は数が知れているし、鎌倉市内や周辺に野生する木も予測がつく。まだ見つけてない木の数も減ってきた。
そんな中、最近市内で出会ったニューフェイス三種を。
いずれも最初の印象は「ん? 見慣れない葉だけど・・」だが、判別の決め手になるのは冬芽かも知れない。この時期、葉とできかけの冬芽の両方が見られるのはありがたい。

冬芽が決め手?/2007.10.7/市内今泉
▲アワブキ/葉脈がはっきりした大きな葉

▲アワブキ/特徴のある頂芽-->アワブキ冬芽参照

▲カキを大きくしたようなシラキの葉

▲ちょっと傾げた帽子-->シラキ冬芽参照

▲赤い葉柄のサルナシ

▲サルナシの冬芽は葉痕の膨らみの中に隠れている-->サルナシ冬芽参照


下記のヤブムラサキはニューフェイスではないが、ムラサキシキブとの違いは木全体に毛が多いこと。冬芽よりも葉を触ってみるのが一番分かりやすい。ムラサキシキブの葉はどちらかと言うとガサガサしているが、ヤブムラサキの葉はビロード感触!


▲ヤブムラサキ/冬芽にも枝にも葉にも毛が多い



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