2007.03.22
シュンランとカタクリ
春先の野山を歩くのは何とも心地よいものだ。そんな時枯れ葉の中に埋もれるように咲くシュンランを見つけたら、誰もが心を動かされる。そんな感動を共有したくて人々は野山を歩くのだと思う。
シュンランは明るい雑木林など低山や丘陵地に多い。日照が必要だから、手入れの行き届いた里山は好きなはずだ。こんな花が咲く野山がいつまでもそばにあってほしい。
一方、近くの野山でカタクリに出会うことはもはや期待できない。こちらは植栽の花を楽しむだけ。花が咲くまでに7、8年はかかるそうだ。
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