2006.05.13
ハンショウヅル
中央公園山崎口近くのハンショウヅルが咲き始めた。
ハンショウヅルに初めて気がついたのは3年ほど前、二階堂川沿いを歩いた時。その前に園芸品のハンショウヅルを見ていたので、何となく葉に見覚えがあった。鎌倉でハンショウヅルが自生してるとは知らなかったが、その後気をつけてみると、あちこちでこの葉を見かける。川沿いや、湿り気のあるところが好きなようだから、鎌倉に棲みやすい植物なのかも知れない。
ハンショウヅルは蔓性草本に分類されたり木本に分類されたりするが、「地上に冬芽をつける植物は木本」という定義(山渓「木に咲く花」ではこの定義を採用している)によれば、歴とした木本と言える。何度か掲載しているが、こんな冬芽をつける。
花は名前のとおり釣鐘型で、花弁のように見えるのは萼で花弁はない。肉厚な花(萼)で、近づいて見るとあまり繊細さはない。遠くから見た方がいいかな?
▲2006.5.12/鎌倉中央公園
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▲2006.5.12/鎌倉中央公園
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▲2006.5.12/鎌倉中央公園
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▲蔓性・三出複葉で特徴がある/2006.5.12/鎌倉中央公園
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▲葉を頼りに探すとあちこちで見つかるかも知れない/2006.4.28/市内二階堂
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この仲間にシロバナハンショウヅルというのもある。鎌倉にも自生のものがあるそうなので、見つけたいものだ。
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