昨年5月、中央公園の縁にツリバナの花が咲いているのを見かけた。それまでにも幼木や実がついた小さな木を見たことはあったが、いつの間にかなくなっている。花を見たのは初めてで嬉しい発見だった。今年は中央公園中ほどにもツリバナの木を見つけている。
ツリバナはニシキギ科だが、鎌倉では同じニシキギ科の木としてはマユミが圧倒的に多く、そこここに見られる。広町緑地にはマユミの幼木がいっぱいだ。中央公園にはコマユミも多い。それに比べてツリバナは少ない。それだけに見つけると嬉しいものだ。

そのツリバナ、コマユミやニシキギに先んじて早くも咲き始めた。淡いピンクの花は可憐で、この花が好きな人は多いようだ。秋は秋で赤い実が楽しめる。

蕾がふくらんできた／2006.4.14／鎌倉中央公園

可憐な花が咲いた／2006.4.24／鎌倉中央公園

風に揺れる・・／2006.4.24／鎌倉中央公園