2006.04.21
シャガ
お昼頃から気温はぐんぐん上がり汗ばむほどの日になった。鎌倉駅で少し時間があったので妙本寺に立ち寄る。ここは以前はよく来てたのだが、最近はご無沙汰だった。
夷堂橋(えびすどうばし)を渡って山門までの道は深い緑に囲まれ、なかなかよい散歩道だ。しかし、入口の方に家が建ったため、この散歩道も前より短かく感じた。山門まで来るとイロハモミジの新緑がまぶしいほど輝いている。「もう初夏だなあ・・」と実感した。
▲新緑がまぶしいイロハモミジ/2006.4.21/妙本寺
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新緑の下で、この時期そこここに群生してるのがシャガ。お寺の境内や暗い林下にもよく見られる。シャガは古く中国から渡来したものだそうだが、鎌倉の風土によく合ったのだろう。淡い青紫が優しい。
シャガはアヤメ科、繊細な花は一日花だ
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▲優しい色合いが写真ではなかなか出ないが・・/2006.4.21/妙本寺
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▲シャガは種ができないので地下茎で増える。葉は常緑/2006.4.21/妙本寺
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