2006.03.24
カタクリ
可憐な野の花が咲く季節になった。今年からデジタル一眼レフで植物の写真を撮るようになり、昨年まで使っていたデジカメの「回転できる液晶モニター」の恩恵に与かれなくなった。季節柄、冬芽や木の花が多かったのでよかったのだが、これからはローアングルで野の花を撮りたい。ということで、アングルファインダーなるものを購入した。早速使ってみたくなり、下を向いて歩くことが増えている。(^^;)
ローアングルで撮りたい花の代表にカタクリがある。うさぎの耳のように花弁を跳ね上げ、下向きに咲く様は何とも可愛いものだ。日が差さないと開いてくれない花でもある。花弁が反り返るとつけ根のところに斑紋がくっきり見えるが、これを撮るには地面すれすれにカメラを置く必要がある。
カタクリはあるところには普通に見られる野草なのだろうが、乱獲によって激減してしまったという。特に保護・育成して増やしているところもあるが、神奈川では自生地はほんの僅かなようだ。
写真は中央公園に植栽されたもの。人がほとんどいないので、独り占めしてゆっくり撮影できる。(^^;)
▲2006.3.22
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