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2024.02.29
マンションの訪問客2024/2月の蛾

2月中旬に暖かい日が続き早春の蛾が続々登場したが、月末になって寒くなり、春かと思って羽化した子たちはびっくりしていることだろう。

この冬に来たフユシャクの仲間はヒロバフユエダシャクで終りと思うが、昨年12月から数えてたったの6種だった。毎年フユシャクか終る頃に現れるハイイロフユハマキ(別名フユシャクモドキ)も来なかった。
2015-16の年から調べ始めて2021-22の年まではひと冬に10〜11種のフユシャクが来ていたが、昨年は8種、今年は6種である。気候変動やナラ枯れが関係しているということだろうか・・? 気になる傾向だ。

2/1〜2/29に来た蛾26種を掲載した。「マションの訪問客」初登場はなし。

new 「マンションの訪問客」初登場
new 今年初登場


2024.2.1〜2.29に来た蛾
▲シロオビフユシャク(シャクガ科)/2024.2.1/この日が最終目撃日。

▲クロバネフユシャク(シャクガ科)/2024.2.1/シロオビフユシャク同様、この日が最終目撃日。

▲アカエグリバ(ヤガ科)/2024.2.7

▲シモフリトゲエダシャク(シャクガ科)/2024.2.10/別個体(2/14)/2月になっても毎日複数匹見かけたが、最終目撃日は2/14だった。戻る
▲シロテンエダシャク(シャクガ科)/2024.2.10/変異の多い種だが、これが最も普通のタイプ(2/19)これも時々見るタイプ(2/21)戻る
new ホソバキリガ(ヤガ科)/2024.2.11/春先最初に現れるキリガはこれが多い/別個体(2/14)戻る
new ウスベニスジナミシャク(シャクガ科)/2024.2.11/これも早春定番の蛾/別個体(2/14)戻る
new スモモキリガ(ヤガ科)/2024.2.13

new ヒロバフユエダシャク(シャクガ科)/2024.2.14/今季フユシャク6号。フユシャクの中では最も遅い登場。例年これと同時期に見られるシロフフユエダシャクは現れなかった。

new カバナミシャクの一種/2024.2.19/別個体(2/19)別個体(2/21)戻る
カバナミシャクの仲間は2月中旬から急に増え、ピークの2/21には28匹いた。その後数が減り、月末には1日に4〜5匹見かける程度。種名の特定は難しいので今年もパス・・。
new ハイミダレモンハマキ(ハマキガ科)/2024.2.15/別個体(2/17)戻る
new タマナギンウワバ(ヤガ科)/2024.2.15/2017年に一度だけ記録してる。

new ハイマダラノメイガ(ツトガ科)/2024.2.15/夏から秋にかけて見る蛾だが、この時期にいるのは珍しい。

new オカモトトゲエダシャク(シャクガ科)/2024.2.17/別アングル別個体(2/17)/春の使者現れる! 現れる時期としては平年並みか。2匹とも1日滞在しただけでいなくなってしまったが、月末に新らたに3匹現れた/戻る
new マエアカスカシノメイガ(ツトガ科)/2024.2.18

▲キバラモクメキリガ(ヤガ科)/2024.2.19/越冬中の蛾。冬でも時々廊下で見ることがある。

new ブナキリガ(ヤガ科)/2024.2.19/別個体(2/29)戻る
ホソバキリガと共にこの時期の代表的なキリガ。見分けのポイントは二つの紋の大きさ・形・並び方や外横線が曲がらずに伸びているかどうかだが、どちらなのか分からない個体も時々ある。
new クロサンカクモンヒメハマキ(ハマキガ科)/2024.2.19/早春に現れるヒメハマキ。

new フタツメオオシロヒメシャク(シャクガ科)/2024.2.19/ずい分早い登場だが・・。

new クロテンキリガ(ヤガ科)/2024.2.21

new フクラスズメ(ヤガ科)/2024.2.21

new モクメクチバ(ヤガ科)/2024.2.21

new ナミテンアツバ(ヤガ科)/2024.2.21

new トリバガの一種(トリバガ科)/2024.2.21

new ケブカチビナミシャク(シャクガ科)/2024.2.29

new アトジロエダシャク(シャクガ科)/2029.2.29/別個体(2/29)別個体(2/29)/春先に必ず来るお馴染みの蛾、いっぺんに3匹現れた/戻る


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