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2020.01.15
マンションの訪問客2020/1月の蛾 その1

年明けは穏やかな晴れ日が続く。今年は暖冬のようだ。
「今年は発生が遅れているのかも?」と思っていたフユシャクもぼつぼつ現れ始めた。15日現在、今季来たフユシャクは7種(クロオビフユナミシャク・チャバネフユエダシャク・シロオビフユシャク・シモフリトゲエダシャク・クロバネフユシャク・ウスバフユシャク・イチモジフユナミシャク)、ほぼ例年どおりだ。

暖かいせいか越冬中の蛾も時々廊下に姿を見せる。何度か見てる個体もいるのでこの建物のどこかで越冬しているのだろう。まだまだ春は先だから、出てこない方がいいよ!>越冬中の蛾たち

1/1〜1/15に来た蛾15種を掲載した。

new 「マンションの訪問客」初登場
new 今年初登場


2020.1.1〜1.15に来た蛾
new チャバネフユエダシャク(今季フユシャク2号/シャクガ科)/2020.1.3/これは昨年末からいた個体/別個体(1/5)別個体(1/10)戻る

年明けいちばんよく見たフユシャク。少なくとも4匹は来てる。1/12を最後にいなくなった。
new シロオビフユシャク(今季フユシャク3号/シャクガ科)/2020.1.9/この日が初登場だが、翌日は4匹、その後も毎日見かける。15日現在いちばん多いフユシャク /別個体(1/10)別個体(1/12)戻る
new シモフリトゲエダシャク(今季フユシャク4号/シャクガ科)/2020.1.10 /別個体(1/12から滞在中)戻る

フユシャクとしては大きく、他に似たものはないので分かりやすい。
new クロバネフユシャク(今季フユシャク5号/シャクガ科)/2020.1.12/翌日まで滞在。
シロオビフユシャクより黒っぽく、かつ小さいことが多いが、個体によっては紛らわしいこともある。前縁から翅頂までのカーブの仕方がシロオビとは微妙に異なる。

new ウスバフユシャク(今季フユシャク6号/シャクガ科)/2020.1.13/普通はもっと翅を重ねて止まるので、一瞬何か分からなかった。

new イチモジフユナミシャク(今季フユシャク7号/シャクガ科)/2020.1.15

以下は成虫越冬中の蛾。

new スギタニモンキリガ(ヤガ科)/2020.1.3

new オオトビモンアツバ(ヤガ科)/2020.1.5

new アケビコノハ(ヤガ科)/2020.1.6/廊下の消化器の後ろに隠れて越冬中。4日後、暖かい日差しに誘われたのか、同じ階のネット越しに外をうかがう(1/10)/しかし、やはり寒過ぎたのか、春まで越冬することはできなかったようだ/戻る
new キバラモクメキリガ(ヤガ科)/2020.1.8/別アングル(1/8)1/11に再登場、1/15まで滞在中戻る
new カラスヨトウ(ヤガ科)/2020.1.9/糸くずを取り除こうとしたら、翅を開いて下翅が見えた戻る
new ヨスジノコメキリガ(ヤガ科)/2020.1.10

new ブドウトリバ(トリバガ科)/2020.1.12

new ナワキリガ(ヤガ科)/2020.1.12/まっ黒だが、輪郭も手がかり。生きているが15日現在も廊下で固まったまま。

new 不明蛾(ヤガ科)/2019.1.15/キリガの一種だが「越冬キリガ」に思い当るものがなく、「春のキリガ」にしては早過ぎる上にピッタリ来るものもないような・・。


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