12/1〜12/10に来た蛾は15種、「マンションの訪問客」初登場はなし、今季初（春先の越冬蛾を除く）の蛾が5種だった。
前回「この時期定番のチャエダシャクはまだ見てない」と書いたが、12月4日に現れた。昨年は11月18日に来てるから2週間以上遅いが、以後毎日複数匹見てる。12月10日にはあちこちの階に計5匹のチャエダシャクがいた。

これからの注目はフユシャクがいつ来るか？　最初に現れるフユシャクはクロスジフユエダシャクだが、昨年は12月13日と15日に来た。もっともこれは昼行性なので、あまり建物内には入って来ないかも知れない。他にはクロオビフユナミシャクが年内によく来たフユシャクだ。（初見は12月19日だった。）

2016.12.1〜2016.12.10に来た蛾

▲チャエダシャク（シャクガ科）／2016.12.4／この時期いちばんのお客さんだが、成虫で越冬はできない／別個体（12/5）／別個体（12/10）／戻る ▲カバエダシャク（シャクガ科）／2016.12.4／11〜12月に現れる蛾。昨年は12月2日が初登場。 ▲カバナミシャクの一種A（シャクガ科）／2016.12.2／カバナミシャクの一種B／2016.12.4／カバナミシャクの一種C／2016.12.6／戻る 以下は今季再登場のもの。 ▲ニトベエダシャク（シャクガ科）／2016.12.1／前回より減ってきたが3日に一度ぐらいは目にする。 ▲エゾギクキンウワバ（ヤガ科）／2016.12.1 ▲エゾギクキンウワバ（白紋のないタイプ／ヤガ科）／2016.12.5 ▲スギタニモンキリガ（ヤガ科）／2016.12.2 ▲ソトシロオビナミシャク（シャクガ科）／2016.12.2／5月以来の登場。 ▲ハイイロリンガ（コブガ科）／2016.12.2／年間を通して時々現れる蛾。 ▲マエアカスカシノメイガ（ツトガ科）／2016.12.2／冬〜春先にかけてよく見る。 ▲ブドウトリバ（トリバガ科）／2016.12.2／寒くなると階段の天井近くに張りついていたりする。成虫越冬の蛾。 ▲ケンモンミドリキリガ（ヤガ科）／2016.12.5／11月16日以来の登場だが、この日中央公園でもケヤキの幹に張りついていた。（2016.12.5の記事参照） ▲オオトビモンアツバ（ヤガ科）／2016.12.5／ぼろぼろのオオトビモンアツバをよく見る。 ▲ナニワクビグロクチバ（ヤガ科）／2016.12.6／今年6月にも来ていた。2016.6.20の記事参照