2015.03.20
マンションの訪問客/春の蛾 その2
2月下旬から3月上旬に出てきた春のキリガは、1週間ぐらい通路の壁と天井の境目に滞在していたが、10日過ぎに一斉にいなくなった。暖かくなって野に飛び立ったのだろうか?
代わってエダシャクやナミシャクの仲間が目立ってきた。特に判別の難しいカバナミシャクの仲間はあちこちの天井や壁に張り付いている。また、新たに発生した(と思われる)キリガやちょっと傷んできたキリガもいたり、毎日様相が変わっている。
昨年のこの時期には全く気がつかなかった春の蛾だ。蛾がこんなに季節感ある虫だとは思ってもいなかった。今年は年間通して観察してみようかな。
2015.3.16〜2015.3.20
▲マエアカスカシノメイガ(ツトガ科)/2015.3.16/透きとおるような白い翅がきれい。食草はキンモクセイなので人家回りに多いらしい
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▲1階の壁で2種一気にゲット!/2015.3.19
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▲と思ったら、シロテンエダシャク(シャクガ科)と
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▲アトジロエダシャク(シャクガ科)だった。この2種が3月10日以降いちばんよく見るエダシャクだ
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▲ニューフェイスのフクラスズメ(ヤガ科)/2015.3.19/秋に発生して成虫で越冬していたもの。翅が傷んでいる
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▲モンシロツマキリエダシャク(シャクガ科)/2015.3.19/大きめのエダシャク。春になって羽化したもの
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▲ギフウスキナミシャク(シャクガ科)/2015.3.19/春になって羽化したにしては翅が傷んでいるように見えるが・・
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▲判別が難しいが、今まで出てきたキリガと少し違うような・・。クロミミキリガ(ヤガ科)かな?/2015.3.20
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▲シロヘリキリガ(ヤガ科)/2015.3.19/3月10日以前にもいたが、別の場所にいたもの
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▲スモモキリガ(ヤガ科)/2015.3.18/以前は壁の上の方にいたが、最近は床の上でも見る
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▲ホソバキリガ(ヤガ科)/2015.3.18/これも低い位置に
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▲これもホソバキリガ?/2015.3.20/翅が傷んでいるが、これも床の上にいたもの
※色が褪せたり、傷んだりしてくると判別が難しくなる
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