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カンレンボク
キジュ

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中国原産の落葉高木。オオギリ科(別名ニッサ科)、またはヌマミズキ科に分類されていますが、ミズキ科と近い種のようです。

大船フラワーセンターにこの木が何本かあり、夏に面白い花を咲かせます。一つの枝先に球状の花序を3〜10個ぐらいつけファミリーを構成しますが、それぞれの花には雄しべが伸びた雄性期と雌しべが伸びた雌性期があります。
花は咲く順番があり、それぞれのファミリーでまず一個の花序が咲き(一番花)、雄性期を経て雌性期も盛りが過ぎる頃、複数個の二番花が咲き始めます。ファミリーによっては三番花もあります。
花が終るとミニバナナのようなユニークな実をつけます。

※写真はいずれも大船フラワーセンターで撮影

花(蕾〜雄性期〜雌性期)
▲蕾/2009.7.31 ▲開花が始まった
2009.7.31
▲同左/2009.8.5
▲次々と雄しべが出てきた
(雄性期)/2009.8.5
▲雄しべが出揃いハリネズミのような花になった。すでに雌しべも出始めている
2002.7.30
▲雄しべが枯れ始める
2009.7.31
▲雄しべが落ち、雌しべが伸びてきた/2009.7.31 ▲雌しべの柱頭が開いた(雌性期ピーク)/2009.7.31 ▲雌しべが枯れた
2003.8.13


一番花〜二番花へ
▲9人家族のファミリー、一番花が雄性期から雌性期に移行途中。二番花はまだ咲かない/2009.7.31 ▲一番花の雌しべが伸びて雌性期に入るも、二番花はまだ咲かない/2009.7.31 ▲どのファミリーも一番花が雌性期に入ったところ。二番花はまだ咲いてない
2009.7.31
▲一番花の雌しべが枯れ始める頃、三つの二番花が咲き出した/2009.7.31 ▲このファミリーは、一番花(右下)の雌しべが枯れ、五つの二番花が雄性期に入っている。更に三つの三番花が控えている/2009.8.5


▲2002.7.30 ▲2006.8.1 ▲2003.8.13


バナナのような果実
▲2002.9.27 ▲2009.9.23


樹形・樹皮など
▲2002.9.29 ▲フラワーセンターでも一、二を争う高木/2005.5.26
▲2009.7.31 ▲2009.8.5 ▲2009.8.5


お客さま
▲蜜があるのか、ハチやアリが来ていた/2006.8.1 ▲2009.7.31 ▲2003.8.13



[オオギリ(ニッサ)科/ヌマミズキ科・カンレンボク属]

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