冬芽から花、果実に至るまで非常に個性的なフサザクラは、渓流沿いの谷などを好むようです。神奈川では箱根や丹沢方面、また高尾方面(東京都)にはよく見られるようですが、鎌倉周辺には自生しません。
花は葉の展開前に咲き、雄しべと雌しべだけからなる花らしくない花です。フサザクラ科は一種のみですが、花を見るとカツラを連想します。現にカツラ科に近い種のようです。
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冬芽
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▲芽鱗は艶があり美しい(写真ではよく分からないが…) 調布市・神代植物園 2007.2.9 |
花
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▲花弁や萼はなく雄しべだけが目立つ花。雌しべは中心部にある/裏高尾・小下沢/2007.3.18 |
葉
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▲先が尖る独特な形。互生 静岡県川根本町・寸又峡
2008.5.27 |
▲足柄下郡箱根町 2008.7.11 |
果実
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▲若い実/2008.5.27 静岡県榛原郡・寸又峡 |
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▲今年は“豊作”かな?/南足柄市/2014.11.5 |
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