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エドヒガン系サクラ
コヒガンザクラ・シダレザクラ
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■桜の見分け方は難しいですが、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオシマザクラは同時期に咲く桜としては比較的分かりやすいものです。あとは花の咲く時期や、枝垂れや八重咲きなどの形状、花の色から推測します(私の場合)が、分からないこともよくあります。 葉の鋸歯の形なども微妙に違っているようですが、葉と花を同時に見られないことも多く、桜の同定をいっそう難しくしています。そんな中で、エドヒガン系桜は顕著な特徴を持っています。分かりやすい画像を集めてみました。
■エドヒガン系桜は萼筒の基部(つけ根の部分)が丸く膨らんでいます。ソメイヨシノやオオシマザクラなどと比べるとよく分かります。
■この点に注意してサクラを見ると、シダレザクラを初め、エドヒガン系桜は鎌倉にもとても多いようです。ソメイヨシノより1週間ほど早く開花します。
■エドヒガンの自生種は本州・四国・九州などの山地に分布します。江戸によく植えられていたことからこの名がついたようです。

▲コヒガンザクラ(推定)
市内民家
2004.3.25
▲平塚市の畑
2004.3.21

▲シダレザクラ
本覚寺 2004.3.29
▲シダレザクラ
本覚寺 2002.3.15

▲コヒガンザクラ
東慶寺 2001.3.24
▲シダレザクラ
東慶寺 2001.3.24

▲シダレザクラ
龍宝寺 2004.3.28
▲シダレザクラ
光則寺 2002.3.15


他の桜の萼筒は・・
▲ソメイヨシノ
円覚寺 2001.4.2
▲オオシマザクラ
鎌倉中央公園 2003.4.7


[バラ科・サクラ属]

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