夏椿の咲くころ
1999.6.21
成就院・光則寺・収玄寺・大巧寺・長谷寺
ナツツバキ(別名シャラノキ)が咲いている。白い清楚な花は鎌倉のお寺によく似合っている。名前のとおりツバキ科の花だが、冬のツバキに比べて葉も花弁も薄く、5枚の花弁の縁はギザギザになっている。咲いた花は一日で散ってしまうそうだ。
実のなる植物は二度楽しめてよいが、ムラサキシキブも今が花時だ。秋につける紫の実は印象的だが、花は小さく、つい見逃してしまいそうである。白い実のなるシロシキブというのもある。
ハンゲショウは“半夏生”と書くが、これは半夏生の頃(七月初め)に白い葉をつけるからとも、半化粧の意味だとも言われている。ドクダミ科の植物である。
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ナツツバキ
(左)
光則寺
(中)(右)
成就院
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ムラサキシキブ
(左)
収玄寺
(中)
大巧寺
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ハギ
長谷寺
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ハンゲショウ
(左)
光則寺
(中)
大巧寺
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ザクロ
長谷寺
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