デジカメで遊ぼう
2001.7.25


デジカメが普及してきた。価格も200万画素以上のものが3万円を切っていたりする。カメラに詳しくなくても1台買ってみようかと思っている方も多いことだろう。おもちゃだと思ってぜひ1台手に入れてみることをお勧めしたい。

パソコンを始めて基本的な操作ができるようになった。インターネットを始めてメールやホームページ閲覧も楽しめるようになった。Word(ワープロ)やExcel(表計算ソフト)なども必要に応じて使えるようになった。でも、ホームページを作るまでにはいってない。ゲームにハマるのも面白くないし、さりとてもう一つ熱中するものがない・・。こういう人も結構多いのではないだろうか? そういう人にはぜひデジカメで遊んでみることをお勧めしたい。

最初は今まで使っていたカメラの代替と思ってデジカメを買う人が多いと思うが、いざデジカメを使ってみると、写真の撮り方がそれまでと変わってくるかも知れない。デジカメはデジカメに向く使い方があり、アイデア次第では思わぬ世界が開けてくる。

何と言っても撮ったものがすぐ見られ、失敗したら気軽に撮り直せるのは長所だ。いちいち現像に出して・・となるとそうはいかない。撮った後で写真の加工が自在にできる。いくら撮ってもコストはしれている。試行錯誤しながら写真撮影が楽しめるのが嬉しいところだ。

最近はデジカメの性能も上がり、プリンタの写真印刷技術も上がったため、美しいプリントアウトを期待することも可能になった。が、それとは別にデジカメの使い道として記録という意味合いがあるように思う。

家庭でも色々な使い道があるだろう。例えば、子供の成長記録。ビデオもよいが、そう毎日撮れるものではない。デジカメなら毎日だって可能だ。子供の写真もお祝いや何かのイベントの時のものはあっても、普段の写真は意外と少ないものだ。

以前、毎日の献立をノートに書いておいたことがある。1年も続かなかったが後で見ると結構面白い記録だった。毎日の食事をデジカメで撮っておいたら相当いい資料になるだろう。これもそれほど面倒なことではない。(でも、やってないが・・。^-^;) 特別ご馳走した時の料理ならいざ知らず、普段の食事を写真に撮っておこうなどとは、デジカメを持って初めて考えることだろう。

デジカメ絵日記をつけている人もいる。ガーデニングの記録にもよさそうだ。町で目にする日常のありふれた光景も、時が経てば貴重な資料となる。そしてありふれた記録が結構残っていなかったりする。デジカメの使い道も様々だ。ぜひ自分だけの面白いテーマやユニークな使い方を考えて、それを実施してみよう。デジカメを楽しみ出すと、ホームページを作りたくなる人も多いようだ。新しい交流が生まれ思いがけない世界が開けるかも知れない。

さて、それではどんなデジカメを買ったらよいか?だが、パソコンと同じで、これを的確にアドバイスしてくれる人は少ないだろう。何を撮りたいのか?が決まってなければ、アドバイスもできないだろうし・・。

私から言わせてもらえば、特に目的がはっきりしてない人は、最初はおもちゃだと思ってあまり高価なものを買わない方がいい。知人に譲ってもらえればそれもよい。おもちゃで十分遊んで、2台目の時に目的に合うものを選べばよいだろう。

これは何でしょう?


※本文とは関係ありません。
店員の言いなりになれば最新のモデルを買わされるはめになるが、デジカメはどんどん進歩している。パソコン以上だ。最新のものを買っても、1〜2年後には必ず新機種がほしくなることをお忘れなく!

繰り返し言っておくが、デジカメは従来のカメラの代替ではない。新しいおもちゃだと思って遊び感覚で始めるのがいちばんだ。

ん? このセリフ、パソコンについても言ったことがあるような・・。

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