インターネットの「お役立ちサイト」が増えてきたが、気に入っているものの一つに 駅前探検倶楽部 がある。この中の乗換え案内はもうずい分前から利用しているが、東京に行く時などはとても便利だ。待ち合せ時間に合わせて検索してから出かける習慣がついてしまった。モバイル時にも便利だし、もちろん i モードにも対応している。
乗換え案内のいちばんポピュラーな使い方は、次のような場合であろう。○時○○分に○○線の○○駅に行くためには、○○駅を何時何分の電車に乗ったらよいか? またどのルートで行けばよいか? では、早速検索してみよう。
大船→(東海道線)→東京→(中央線)→お茶の水→(総武線)→水道橋→(徒歩)→神保町 を考えていた私にとっては、新橋から内幸町まで歩くという選択肢は意外や意外であったが、実際に歩いてみると、10分も要らないことが分かった。なるほど、これが早い! 参考までにもう一件検索してみよう。 一番上にはこれまたマニアックな(?)ルートが出てきた。新川崎から鹿島田まで歩くなどと考える人は少ないだろう。しかもこのルートが一番安い! 切符を買い換えた方が安いというのは何とも変な気はするが…。 あとの四件は結局出発・到着とも同じ時刻になるのだが、それにしても色々なルートがあるものだと感心してしまう。 全体的には乗換えにかかる時間もなかなかよく計算されているし、駅間を徒歩で歩いた場合などの選択肢も考慮されていたりして驚く。経路の選択条件としては、「時間優先」(最短時間で行く)・「料金優先」(最も安く行く)・「乗換回数優先」(最も乗換えが少ない)の三種類がある。「時間・料金を度外視して最も空いている経路」を探したいこともあるが、それはまだないようである。 いずれにしても、この種の検索はコンピュータの得意とするところだから、こういうサイトがどんどんできるといいと思う。
もう一つ、この種のサイトとしては JRサイバーステーション も時々利用する。新幹線の座席予約状況を調べる時などとても便利だが、昼間繋ぐと混んでいてなかなかつながらなかったりする。それでは、夜に…と思うが、何とこのサイトは夜は10時半に閉まってしまうのだ。朝は6時半からしか開かない。みどりの窓口じゃあるまいし、ネットなら24時間開いていてもよさそうなものだが、どういう訳だろうか? インターネットのお蔭で電車のダイアを調べるのがずい分便利になったと思う。次はバスだが、最近になってようやくバスの時刻表がインターネットに載るようになってきた。まだまだほんの一部だが、いいことだと思う。長くなるので、その話はまた別の機会に書きたい。
|