初秋の葦毛湿原

シラタマホシクサ

秋の一日、豊橋在住時代の友人4人と葦毛(いもう)湿原を訪ねました。お目当ては伊勢湾沿岸のごく限られた湿地にしか見られないシラタマホシクサ(白玉星草)です。葦毛湿原も最近はよく知られるところとなり、遠くから訪れる人も増えているようです。この日は天気にも恵まれ(写真を撮るには恵まれ過ぎ!)、シラタマホシクサの花時とあって平日ながらたくさんの人が湿原を訪れていました。地元で葦毛湿原に詳しい人から色々教えてもらえたのも幸運でした。

シラタマホシクサは湿原のあちこちに群落を作っています。その様がまるで星をちりばめたように見えることから「星草」の名があるのでしょう。(「干草」ではありません!)
一つ一つはほんとに可愛い「白玉」です。花の直径は1cmにも満たないでしょうか。アップで見ると分かりますが、この白玉は小さな花がいくつも集まってできていることが分かります。雄花と雌花の別もあるようです。
4年前に来た時に比べて群落が小さくなっていたのは気になるところですが、これほどの群生は他では見られないことでしょう。いつまでも咲き続けてほしいものです。(2006.9.20)

シラタマホシクサ ミミカキグサ キノコ トンボ
蒸しパンのようね?と言った友人もいたが・・
シラタマホシクサの中に咲くイワショウブ
花の裏側と捻じれた茎
写真はすべて Minolta DiMAGE A1 で撮ったものです
シラタマホシクサ ミミカキグサ キノコ トンボ

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