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2022.04.25
カワトンボとオトシブミ

思い立って中央公園へ。ここ2年の間、散策らしい散策を全くしておらず、中央公園に来たのはいつ以来か思い出せなかったが、調べてみると2019年12月以来のようだ。
4月下旬と言えば、そろそろカワトンボやオトシブミが現れる頃か・・?などなど思い巡らせながら山崎口へ向かう。
小川沿いの土手斜面にヒトリシズカの葉が密生している。今年もたくさんの株が花をつけたようだ。ほどなく茶翅のカワトンボが1匹現れた。例年最初にカワトンボを見るのはここだったことを思い出す。
園内は思ったほど春は進んでいない感じ。コバノガマズミやカマツカが咲いていたが、ヤブデマリやマルバウツギのピークはまだこれからのようだ。ハクウンボクを巻くエゴツルクビオトシブミを久しぶりに観察した。


鎌倉中央公園/2022.4.25
▲小川沿いのヒトリシズカ。今年もよく咲いたようだ。

▲カワトンボが出迎えてくれた。

▲園内はカマツカがあちこちに。

▲コバノガマズミはもう終りかけ。

▲私達が“滝手毬”と呼んでいるヤブデマリは見頃までもう少し。

▲マルバウツギはまだこれから。(もう少し早かったような気がしていたが・・)

▲シオヤトンボがあちこちに。

▲同上/未成熟♂。

▲シオカラトンボ成熟途中♂。

▲アオスジアゲハがハルジオンを独り占め。

▲クロボシツツハムシがお食事中?/全体に虫はまだ少ないようだ。

▲ハクウンボクはまだ蕾だが、揺籃がついてないか目を凝らす。

▲あった!/こっちにも!/よく見ると10個ぐらいはついている/戻る

エゴツルクビオトシブミはエゴノキを巻くオトシブミだが、ハクウンボクもエゴノキ科だ。中央公園のハクウンボクは比較的若い木だが、5年ほど前からエゴツルクビオトシブミが来るようになった。

▲おっと、お仕事中のエゴツルクビオトシブミ発見! 切り込みを入れたところだね。さあ、これからどうする?

▲主脈に添って二つ折りにして下から巻き上げようと・・/戻る
▲悪戦苦闘するもうまくいかず、ちょっと一休み。

▲「もう少し葉がシンなりしてくれないとなあ・・」

葉に切れ込みを入れてから約1時間、葉の裏側を上下に何往復もして頑張っていたけど下から巻き上げるところまで行かなかった。ハクウンボクの葉を触ってみるとフワフワで柔らかいが、やはりエゴノキの葉より大きいので巻くのに体力が要りそうではある。このまま放棄してしまうのか、また気を取り直して取りかかるのかは分からないが、とりあえず、お疲れさま〜!

▲バッテリーの予備を忘れてきたのでもう帰ろう・・と思ったら、ハクウンボクにカワトンボが止まってくれた。また来るね〜!


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