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2019.07.09
久しぶりの広町散策

今日も曇り空だが、意外とこういう日が散策によいので広町緑地に出かけた。広町は久しぶり! 調べてみると5月11日以来で、今年はゼフィルスの時期に一度も来なかった。
5月11日の記事を見ると、緑地の入口手前で「ヒルガオにヨツモンカメノコハムシが発生している」と書いているが、今日見るとヒルガオがほとんど枯れており、虫もまだ1匹いた。
あまりトンボに好かれてない“トンボ池”でクロスジギンヤンマが産卵していた。この池ではもう何年もアジアイトトンボを見てないが、大きな湿地の方でふわ〜と浮遊しているアジアイトトンボに遭遇! 1匹だけだったが、先日の中央公園と同じような状況、どこで発生したのか知りたいものだ。

いつものように湿地に生きる小さな虫を探しながら3つの谷戸をひと回りした。植物についてはコバノカモメヅルを見つけたのが収穫だった。


広町緑地/2019.7.9
▲ヒルガオにヨツモンカメノコハムシ/金網のヒルガオを食べ尽くす勢い。

▲湿地に多かったのはコチャバネセセリ。

▲クロコノマチョウ夏型。

▲チャオビヨトウを横にハエトリグモが意味ありげな目つきでこっちを見る/ハエトリグモは自分よりずっと大きい蛾を捕えたりするが、さすがに大き過ぎる?

▲泥水のトンボ池だが、クロスジギンヤンマが産卵に来た。

▲湿地の中ほどにコバノカモメヅル、初めて気がついた!

▲同上/今まで気がつかなかったのは草刈りされてなくて散策路から見にくかったためかも? それで思い出したのは2年前の冬に同じ場所で/こんな実(2017.1.5)を見てる。その時は「ガガイモの実?」と思ったが、今見るとコバノカモメヅルの実のようだ。少なくとも2016年からここにコバノカモメヅルがあったということ!/戻る
▲ミゾソバの中にきれいな赤色の大型コガネムシ/オオコフキコガネのようだ戻る
コフキコガネもオオコフキコガネも体中細かい毛で被われているが、コフキは毛の色が黄色っぽいのに対しオオコフキは灰白色なのだそうだ。
▲オオトリノフンダマシ。これも夏の湿地の常連さん。

▲今日も草むらにショウリョウバッタの幼虫が多数。

▲散策路にフワ〜と出てきたアジアイトトンボ。

▲小型コオロギの一種。

▲オオスカシバが休憩中。

▲短期間だが、どこにでもいるトウキョウヒメハンミョウ。

▲作り物のようなタンザワフキバッタ幼虫。

▲豆つぶのような目がユニークなウズラカメムシ/「顔も見たい?」戻る
▲川沿いにカワトンボ♀がまだいた! 今年は早々カワトンボが終ったような気がしていたが、単にそういう場所に行かなかっただけか・・?

▲ジンガサハムシも健在。

▲湿地中にダイコンソウが広がっている。

▲ヒメウラナミジャノメがそこここに。

▲ハラビロカマキリの幼虫登場!

▲ウンモンクチバ/種名不明/よく探せば蛾はたくさん見つかりそう/戻る
▲曇り日は大型の蝶は飛ばないが、シジミチョウは目につく/ルリシジミ/開翅ベニシジミ戻る
▲湿地のセリにキアゲハの若齢幼虫/1齢かな?/すぐそばにヤハズハエトリ♀。この周りはハエトリグモも多く、よほど運がよくないとキアゲハが羽化まで行くのは難しそうだが・・/戻る
▲久しぶりに来たが、結構いい散策ができた。


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