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2019.07.03
梅雨の合い間に中央公園/アキアカネ・アジアイトトンボ

日中は降りそうで降らない日が続いている。2週間ぶりに中央公園へ。
暦の上では今が半夏生の時期だが、中央公園のハンゲショウがきれいに色づいて(?)いた。
ミドリシジミはもういないだろうな・・と思いながら湿地を眺めていると、草蔭に見慣れないトンボが! よく見るとアキアカネの未成熟のようだ。アキアカネは今頃の時期に里で羽化するが、暑い夏の間は山に避暑に行き秋風が吹く頃にまた里に戻ってくる。中央公園でも秋にはアキアカネをよく見るし、産卵シーンも見ているのだが、今の時期に発生してることがなかなか確認できなかった。嬉しい出会いだ。
嬉しい出会いのもう一つは、田んぼ近くでアジアイトトンボを見つけたこと。以前よく見た湿地とは別の場所だが、2015年以来の出会いかな・・。
他にも、小さなバッタの若齢幼虫や愛嬌あるゴマダラカミキリが遊んでくれたり、こういう曇り空の日が虫散策にはよいのだと改めて実感した。


鎌倉中央公園/2019.7.3
▲“色づく”ハンゲショウ。

▲見慣れない種類のハスだが・・。

▲ハスに止まるショウジョウトンボ♂。

▲草蔭にアキアカネの未成熟が!(♀のようだ)

▲もうウスモンオトシブミはいないかな・・と思いながら穴だらけのキブシを見ると、まだいた!/食痕の様子を見ると新成虫は相当な数発生したようだ。来年もまたこの木を巻いてくれると観察しやすくていいのだけどね。

▲ハサミツノカメムシ♀。中央公園ではあまり見ないカメムシだ/ツノカメムシと言えば、エサキモンキがどこかで“子育て”してるのでは?とミズキを探したが見つからず・・。

▲思いがけないところでか細いアジアイトトンボに遭遇/最近フラワーセンターでちょっと“憎たらしい”アオモンばかり見てきたので、アジアがいっそう華奢に見えた。

▲同上。1匹だけだったが、どこで発生したものだろうか?

▲近くにショウジョウトンボ♀もいた。

▲ふと足もとを見ると、小さなイナゴの1齢(多分)幼虫が!

▲同上/最初は「ツチイナゴの1齢か」と思ったが、後で考えると「コバネイナゴの1齢」じゃないかと思う。

▲ショウリョウバッタ(枯れ草色タイプ)の若齢幼虫もいた。

▲同上。こちらは緑色タイプ。写真で見ると大きく見えるが、いずれも2齢ぐらいかな・・?

▲田んぼ周りにチダケサシが咲いている。

▲コミスジが来た。

▲新鮮なヒカゲチョウがそこここに。

▲4時過ぎにもう一度アキアカネを見に行くと、さっきと同じ姿勢で止まっていた。お仲間はいるのかしら? 避暑に行って秋には元気に戻っておいでよ!

▲さあ帰ろう・・と振り向くと、葦原に愛嬌あるゴマダラカミキリが!/あっち向いたりこっち向いたり落ち着かない戻る
▲サービス満点! スローモーションのような動きで飛ぶところを見せてくれた。(^^)
 


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