Back | デジカメ散歩道 2019 | HOME | Next
2019.05.08
二階堂川沿いを歩く

フラワーセンターの“トンボ池”を見たあと、二階堂・永福寺跡にできた池がその後どうなっているか見に行く。この池は一昨年以来何回か見てるが、いつも水がきれいで草もあまり生えておらず、虫が棲み着く様子はない。昨年6月に来た時に池回りにショウジョウトンボ♂が40〜50匹ぐらいいてびっくりしたが、棲み着くには至ってないような・・。
今日久しぶりに行ってみたが、相変らず水がきれいで流れがあり、池というより川の感じでもある。草刈りもされて池縁にはクレソンや帰化植物がわずかに残されているが、トンボの姿はなかった。この周辺の二階堂川沿いはカワトンボが生息しているが、今のところこの池には来そうにない。

永福寺跡を出て二階堂川沿いを上流に向かう。天園への上り口手前はなぜか蝶が多い。春先はよくルリタテハが日向ぼっこしているが、今日はハルジオンにアオスジアゲハが10匹近く群がっていた。フラワーセンターでもアオスジアゲハを見てきたところだったが、今どこに行ってもアオスジアゲハに出会う。5月になって一気に羽化したのだろう。
川沿いの金網脇にイラクサが繁茂している。アカタテハが飛んできてあっという間に10個ほど産卵して行った。


二階堂川沿い/2019.5.8
▲新緑の中にマルバウツギの白い花が垂れ下がる――“鎌倉の初夏”らしい風景だ。

▲青い実をびっしりつけたサルトリイバラの株。ルリタテハはもう産卵を済ませたかな?

▲おっと久しぶりのナガタマムシ! /なかなか顔を撮らせてくれない戻る
ケヤキナガタマムシかも知れないと思ったが、帰宅後調べるとムネアカナガタマムシだった。ケヤキナガタマムシの方は翅の尖端が棘状に尖っているらしい。幼虫の食草はどちらもケヤキなどニレ科。
▲ナガタマムシの近くにオオメナガカメムシ。

▲川底に届きそうな所で咲いているハンショウヅル。十数年前、初めて鎌倉市内でハンショウヅル(葉)に気がついたのがこの場所だった。

▲高い所で咲いているものもある/まだまだこれから戻る
▲ぼろぼろのテングチョウ。

▲ハルジオンにアオスジアゲハが群がる。

▲飛び回るアオスジアゲハ。

▲同上。

▲たくさんいた割にはいい写真が撮れなかった。(^^ゞ

▲飛び回るアオスジアゲハの中で何食わぬ顔で吸蜜するコチャバネセセリ。

▲アカタテハが飛んできてイラクサの上でごそごそ・・。

▲2本のイラクサに2〜3回来て短時間のうちに10個ぐらい産卵して行った。

▲卵をアップで。きれいで感動! 卵だけ見たらルリタテハの卵と見分けがつかない。

▲同上。

▲ふと足下を見ると、まだいる。もっとこの草に産卵したいのかな? イラクサはいくらでも生えているんだけどね。

▲カワトンボを探しながら川沿いを戻る。

▲カワトンボは数は多くないが、永福寺跡奥の湿地にも数匹見かけた。いずれも茶翅の♂ばかりなので、まだ出始めなのかも知れない。


Back | デジカメ散歩道 2019 | HOME | Next