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2018.01.18
沢沿いの冬芽たち

久しぶりに横浜自然観察の森へ。長倉町バス停から沢沿いの道を上る。この散策路は春・夏・秋と見るものが多くて好きな道だが、今は花もないし、虫も鳥もいない。ひたすら沢沿いの木々のウォッチングだが、冬の枯れ木を見るのは割と好き。葉を落として初めて認識した木もあった。
全体的にはコクサギがあまりに多くて驚いた。幼木も多く、年々増殖中という感じだ。コクサギと共に沢沿いの木として注目しているアブラチャンの方は、何だか前より減っているように見えたのは気のせいか?
コクサギは鎌倉でもあちこちで見られるが、アブラチャンはない。近場でアブラチャンを見たのはここと、逗子の森戸川域ぐらいだ。高尾の方へ行けばいくらでも生えているアブラチャンも神奈川南部では希少種、なくならないでほしい。

ちびっ子・アブラチャンや美しい冬芽と言われるコクサギ、さらにカラスザンショウやニワトコなど、すっかり“冬芽・葉痕デイ”になってしまった。


横浜自然観察の森/2018.1.18
▲散策路入口に植えられた3本のソシンロウバイが見頃。

▲沢沿いにはこんな実をつけたコクサギがいっぱい!/豊作! 実生が増えるわけだ!戻る
▲コクサギの実のアップ/蓋は閉じているが中は空っぽ。種を飛ばした後にまた蓋を閉じるようだ。

▲“美芽”と言われるコクサギの冬芽/冬芽2冬芽3戻る
▲丸いのは花芽。雄花芽は枝先に密につくことが多い/枝の途中にぽつりとつくのは雌花芽/ちなみにコクサギは雌雄別種だ/戻る
▲アブラチャンの葉芽、小さいけどきれいな赤/冬芽2戻る
▲アブラチャンが小さな拳(花芽)を振り上げ筋トレ中。頑張って子孫を増やしてね!   

▲沢沿いに限らずニワトコはあちこちに生えている/冬芽2冬芽3戻る
▲カラスザンショウのファミリイ/冬芽2冬芽3戻る
▲ミズキは沢沿いにも尾根にもある。

▲「もう種は完売です」とマユミさん。

▲秋の名残を2件/草地のあちこちにトキリマメ。

▲まだ飛べてないシロバナハンショウヅルの種/アブラチャン同様、シロバナハンショウヅルもこの森の大事な植物だ。


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