寒暖の差が激しい3月下旬だった。蛾の多少は気温と密接な関係があるようだ。寒い日が続くとほとんど来ず、暖かくなって1〜2日経つと新顔が現れる。春先によく見たシロテンエダシャクやキリガの仲間はほとんどいなくなった。寒い春先に多かった長滞在の蛾も少なくなった。蛾の世界も「早春の蛾」から「春の蛾」へとシフトしているように見える。
今季初登場は15種、そのうち「マンションの訪問客」初登場は2種だった。3月通算では、「マンションの訪問客」初登場が9種、逆に昨年3月に掲載したもので今年来なかったものはなかった。

2016.3.21〜2016.3.31に来た蛾全種

▲new コモクメヨトウ（ヤガ科）／2016.3.21／「マンションの訪問客」初登場／別アングル／戻る ▲new シロモンクロシンクイ？（または、ニセシロモンクロシンクイ？／シンクイガ科）／2016.3.30／／「マンションの訪問客」初登場だが、まっ黒で判別が難しい／別アングル／戻る 以下の13種は今季初登場。 ▲クロミミキリガ（ヤガ科）／2016.3.21 ▲トビモンアツバ（ヤガ科）／2016.3.22 ▲ウスバキエダシャク（シャクガ科）／2016.3.22 ▲セスジナミシャク（シャクガ科）／2016.3.24 ▲ニジュウシトリバ（ニジュウシトリバガ科）／2016.3.29／カバナミシャクかと思っていい加減に撮ったら・・。 ▲クロモンキノメイガ（ツトガ科）／2016.3.29 ▲モンシロツマキリエダシャク（シャクガ科）／2016.3.29 ▲フトジマナミシャク（シャクガ科）／2016.3.29 ▲シロフチビコブガ（コブガ科）／2016.3.30 ▲クロスジアオナミシャク（シャクガ科）／2016.3.30 ▲カブラヤガ（ヤガ科）／2016.3.30／近くに2匹いた／兄弟かな？／戻る ▲アカモンナミシャク（シャクガ科）／2016.3.30／きれいな個体 ▲フタツメオオシロヒメシャク（シャクガ科）／2016.3.31／半分は日が当り過ぎ、半分は日陰に・・。 以下は今季何回目かの登場。 ▲ハンノキリガ（ヤガ科）／2016.3.21／今季2度目の登場。 ▲種名不明だが、ハイミダレモンハマキ（ハマキガ科）かも知れない／2016.3.21 ▲シロヘリキリガ（ヤガ科）／2016.3.23／今年は数が少なかった。 ▲マユミトガリバ（カギバガ科）／2016.3.25／数匹があちこちに出没した。／別個体／別個体／戻る ▲ホソバトガリエダシャク（シャクガ科）／2016.3.25／オレンジ色の帯がはっきりした個体 ▲ハスオビエダシャク（シャクガ科）／2016.3.29／この期間に数匹見かけた。 ▲オオマエキトビエダシャク（シャクガ科）／2016.3.29／この時期よく来るエダシャク。よく似たマエキトビエダシャクは今季はまだ見てない。 ▲カギモンヤガ（ヤガ科）／2016.3.31／この期間に3匹現れた。 ▲クロサンカクモンヒメハマキ（ハマキガ科）／2016.3.31／早春から発生してるようで、時々現れる。 ▲キリガ（ヤガ科）の常連さんたちだが、そろそろ終りかな／ブナキリガ（2016.3.21）／ホソバキリガ（2016.3.21）／チャイロキリガ（2016.3.22）／カバキリガ（2016.3.25）／戻る ▲キリガ以外の常連さんたち／モンキキナミシャク（シャクガ科／2016.3.21）／ケブカチビナミシャク（シャクガ科／2016.3.21）／マエアカスカシノメイガ（ツトガ科／2016.3.21）／アトジロエダシャク（シャクガ科／2016.3.29）／シロテンエダシャク（シャクガ科／2016.3.30）／カバナミシャクの一種（シャクガ科／2016.3.30／相変らず毎日5〜15匹ぐらいいる）／戻る