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2015.11.21
晩秋の虫たち@泉の森

このところ天気がぐずついていたが、今日は絶好の散策日和、11月の観察会で大和市の泉の森へ出かけた。ここ数年11月の観察会はここで開かれているが、私が来るのは2年ぶり4回目だ。
まずはムラサキツバメの集団越冬を見に目的の場所に行く。5年前のあの大集団の印象が強過ぎて、その後は感激ももう一つだが、それでも2匹が身を寄せ合っている姿が見られ、日が差し込むお昼頃には6〜10匹ぐらいの集団が二つ見つかった。
今回初めて見たのはミノウスバの産卵、肉眼では分からなかったが、後で撮れた写真を見たらぞっとするほどたくさんの卵がついていた。
寒い冬に向かって越冬準備の虫たち、交尾・産卵を急ぐ虫たち、すでに余生を送っている虫たち、晩秋の虫たちも様々だ。

泉の森(大和市)/2015.11.21
▲水車横のイイギリ、今年は実つきがよい?

▲ハラビロカマキリが日向ぼっこ。足を思い切り伸ばして〜!

▲どこに行ってもハラビロカマキリが年々増えているような・・

▲木の幹から小枝が!と思いきや、エダシャクの幼虫でした。何の木か見てくるのを忘れたので何エダシャクか調べられず・・

▲産卵中のミノウスバ(マダラガ科の蛾)。布のようなものに産卵してるように見えるが、これは産卵後自分の体毛をこすりつけたものらしい/アップで見ると編んだ紐のようで、どうしたらこんな風になるのか?と驚きだ/戻る
▲晩秋までいるアオマツムシ

▲チャバネアオカメムシ/越冬型はこういう色になる

▲擬木の柵やその周りを観察/アカスジキンカメムシの終齢幼虫

▲今年よく見たオオホシカメムシ

▲アトボシハムシ/「今頃?」と思ったが、これは成虫越冬するようだ

▲この時期よく見るヒゲナガサシガメの幼虫/模様が凝ってる!

▲コメツキの仲間

▲ムラサキナガカメムシ

▲キバラヘリカメムシ

▲朝のムラサキツバメたち(午前10時13分撮影)

▲お昼には数が増えていた

▲同上。もう一つの集団

▲午後、池の回りの湿地へ/ツマグロヒョウモン

▲お疲れさまのアキアカネたち

▲オオアオイトトンボ/この秋はオオアオイトトンボをよく見たが、そろそろ見納めかな?

▲人が通ると草むらからコバネイナゴが飛び出す

▲ホソハリカメムシ

▲クロコノマチョウ。冬は枯れ葉の中で越冬かな?

▲毎年ここのオオデマリはサンゴジュハムシにやられている。今年もいるいる!

▲民家の柿の木/今年は柿の当り年!
午後早めに切り上げたが、お天気にも恵まれ予想以上の虫に出会えた。


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