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2015.09.20(2)
秋を探しに広町へ

久しぶりに広町緑地へ。今年春の工事で新たにできた池、いつどんなトンボが来るかな?と思っていたが、予想以上に水草が繁っていた。トンボの姿は見られなかったが、しばらく待つと連結した赤いトンボがやってきて産卵を始めた。「ショウジョウトンボ??」と思ったが、とにかくシャッターを切る。よい写真は撮れなかったが、帰宅後調べたところネキトンボと判明。広町でネキトンボを見たのは初めてのことだ。

前にもこういうことがあったはず・・と思い過去記事を探してみたら、6年前の記事だった。(「2009.9.9 赤トンボ2種」参照) この時も撮った時は「ショウジョウトンボ?」と思ったが、ショウジョウトンボは連結産卵ではなく♀の単独産卵だということからネキトンボと分かった。

園内の湿地を回る。ジュズダマの繁茂がすごい。これだけ生えていればクロコノマチョウの幼虫が見つかるだろうと思いながら歩いたが、クロコノマの食痕かな?と思う葉はあったものの、幼虫も蛹も脱け殻も皆無だった。
ミゾソバも咲き始めていたがピークはもう少し先のようだ。湿地のあちこちでミゾソバの中からシロバナサクラタデが顔を出していた。

広町緑地/2015.9.20
▲水草の繁る池

▲やってきたのはネキトンボのペア/あちこちに産卵もう行っちゃうの?/ゆっくり撮らせてくれなかったけど、今まで見なかったトンボだから嬉しいよ/戻る
▲咲き始めのツクバトリカブト

▲シロバナサクラタデ

▲いつもうまく撮れないボントクタデ。なかなか開いた花に出会えない

ハダカホオズキの実

▲アオツヅラフジの実が鈴なり

▲ミズヒキの草むら/“秋の風景”として草むらをうまく撮りたいと毎年思ってはいるが・・

▲ヌスビトハギ(在来種)の実

▲アレチヌスビトハギ(外来種)の実、どちらも“ひっつき虫”だ

▲ツチイナゴを探していたら、いたいた! 終齢幼虫。いつもこの辺りにいる/すぐ近くにもう1匹!さらにもう1匹、3兄弟だね!戻る
▲ツチイナゴの近くにオンブバッタの枯れ草色タイプ/こちらは緑色タイプ戻る
▲ソバの花が盛り

▲イチモンジセセリが来た

▲「ご馳走がいっぱいで嬉しいよ〜」

▲ワレモコウも美味しいの?

▲今年はオオホシカメムシ・ヒメホシカメムシをよく見る。これはオオホシカメムシ?

▲杭の上にどこかで見たようなゾウムシが!/5月頃に中央公園のタブノキで見るオオミスジマルゾウムシに似てるが・・

▲カラフルな蝶は少なかった。これはウラギンシジミ♂

▲数匹のコミスジがひらひらと飛んでいた。
散策にはよい季節になってきた。虫たちがいるうちにまた広町に来よう。


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