2015.04.03
クロイトトンボの羽化
先月24日にフラワーセンターのスイレン池にいた越冬トンボのホソミイトトンボは、その後どこかに行ってしまった。青色に変身したホソミイトトンボが見たいものだが無事だろうか・・？
暖かい日が続いたので今年はイトトンボの発生が早いかも？と思いスイレン池を見ると、案の定スイレンの葉の上にクロイトトンボの脱皮殻がいくつか見つかった。でも飛んでいるトンボはいない。
しばらく見ていると、まさに今脱皮した！という初々しいクロイトトンボがいた。まだ色もついてなければ翅も伸びてない弱々しい“新生児”だ。こんな個体に会えるとはラッキー！ 池の縁から少し距離があったが、翅が伸びてトンボらしい姿になるまでカメラ（中望遠レンズ）で追ってみた。
大船フラワーセンター／2015.4.2
▲14：58／スイレンの葉にクロイトトンボの脱皮殻をいくつか見つけたが、これはまだ入っている？
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▲15:08／10分後、スルリと抜け出ていた！ その瞬間は見られず・・
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▲15:10／翅が少しずつ伸びている
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▲15:15／同上
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15:15／アップで見ると
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▲15:18／ここまで伸びた
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▲15:28／動き回る
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▲15:49／しばらくして来てみると、今度は腹部が伸びていた
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▲16:02／成形は完成かな？
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▲16:12／腹部の節が目立ってきた
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▲16:16／同上
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▲16:21／腹部の色がまだ淡いけど、取り敢えず羽化成功おめでとう！
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この日たまたま見つけたのが羽化成功例だったわけだが、近くには羽化途中で死んでしまっているものもいた。脱皮殻がいくつもあるのに飛んでいるトンボはいない。翌日行ってみてその理由が分かった。
午前中に脱皮途中のものが3匹いたが、いずれも翅が出て来ず、そのまま固まっているもの、脱皮はできたが翅がないのでスイレンの葉の上を歩いているものなどだった。辺りを見回すと、脱皮して腹部の節が水色になるところまで来ているのに、翅が固まったまま死んでいるものもいた。
要するにほとんどが羽化に失敗しているということか！ やはりまだ気温が低いせいだろうか？ まだまだ寒い日もある。無事に羽化できても生きていけるのかどうかもある。
まだ慌てなくてもよいよ！ ＞ クロイトトンボのヤゴたち
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