木々の花が先を競って咲いている。「お天気のよい日は出かけなくては！」という強迫観念に襲われそうだ。（実は出かける口実？ ^^;）
午後から近場を散歩。龍宝寺からフラワーセンターへ、いつものコースだ。桜の寺・龍宝寺だが、今年はカンザクラのよい時を見ない内に終ってしまった。代わってヒガンザクラ系のシダレザクラがさらさらと風に揺れる。龍宝寺向かいの駐車場ではソメイヨシノの花が何輪か咲いていていた。
フラワーセンターでは、コブシが写真に耐えないほど傷み、モクレンやトサミズキなども盛りを過ぎていた。春が猛進している。

家を出る時はそれほどでもなかったが、3時近くなって寒くなってきた。そろそろ帰ろうかと何げなくスイレン池を見る。昨年はイトトンボが面白くて、フラワーセンターに来ると半分以上の時間をスイレン池の回りで過ごしたが、冬場はほとんどスルーしていた。
が、池の中に立つコンクリートの柱に何匹か虫が止まっている。ん？ 何やら細長い虫もいるようだ。近寄ってみて驚いた。何とトンボだったのだ。
成虫で越冬するトンボが3種いるが、これはその内の1種であるホソミイトトンボのようだ。冬の間、中央公園などで越冬トンボがいないか探してはいたが、まさかフラワーセンターにいたとは！　ちょっと嬉しいハプニングだった。

龍宝寺＆大船フラワーセンター／2015.3.24

▲ハクモクレンからシダレザクラにバトンタッチ＠龍宝寺 ▲同上 ▲同上 ▲同上 ▲咲き始めたソメイヨシノ ▲以下、大船フラワーセンター／オオカンザクラ ▲リキュウバイ ▲トサミズキ ▲クロヤナギが咲いた ▲芽吹きの早いフウ ▲「フウさんは早いねぇ、ぼくたちはまだだよ」とモミジバフウ ▲「ああ、窮屈だった〜！」とオオデマリ ▲コブシとシモクレン、どちらも盛りを過ぎている ▲↑とは種類が違うシモクレン ▲コンクリートの柱にホソミイトトンボ！ ▲桜と一緒に記念撮影しよう！ ▲「もう、いいかい？」 フラワーセンターは侮れないトンボスポットと思っていたが、侮れないどころか、私にとっては今のところ最高のトンボスポットになっている。