2014.12.13
初冬の風景@鎌倉中央公園
12月に入ると日が経つのが早い! 今年中にあと何回散策できるか分からないが、行ける時に行っておかねば。ということで中央公園へ。
山崎口の手前にツマグロヒョウモンの蛹がぶら下がっていたが、とうとうなくなってしまった。人目につきやすい(ということは、鳥にも見つかりやすい?)所だったし、春までもたないだろうなとは思っていたが・・。蛹がついていたクワの木が枝打されていたが、そのせいなのか? 鳥が食べたのなら仕方ないが・・。
続いてきつね公園のシナサワグルミを見に行く。毎年この時期剪定される木だ。年によっては丸坊主にされることも多く、ちょっと嫌な気がしていたが、今年はそこそこの剪定で冬芽、それも花芽がかなりついていて安心した。
中央公園に入るとサクラの幹に奇妙な虫がいた。前にもケヤキで似たような虫を見てるがチャタテムシの仲間のようだ。ケヤキの樹皮には相変らずヨコヅナサシガメの幼虫はいたが、小さい虫はもう樹皮下に潜ってしまったのか、見かけなかった。今日は樹皮めくりはやめておいた。
今年はテイカカズラの実つきがよくなかったような気もするが、園路にひとつだけ種が落ちていた。代わってコバノカモメヅル(ガガイモ科)はたくさんの実をつけたが、ちょうど弾けかけていた。ガガイモ科の実は面白く、種が飛ぶところは絵になる冬の風景だ。
鎌倉中央公園&清水塚きつね公園/2014.12.13
▲シナサワグルミの現状
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▲鎌倉中央公園の今
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▲風に吹かれるクワコの繭。今日は風が強い
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▲今年は実つきがよかったようで10個ぐらいはついていた。ただし、 2個セットだった実がすべて1個になっている
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▲園路を行くとテイカカズラの種がひとつ落ちていた
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▲「さあ、遠くまで飛ぼうね!」
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▲種を撮っているうちに日が陰ってきた。「この冬は鳥が多いか?と思っていたのに、意外に少ないなあ・・」と思った途端、目の前にきれいなアオジが! 近づいても逃げず。こんなことも珍しい
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