2014.10.25(2)
土屋の里を歩く/昆虫・野鳥編
刈り入れの終った田んぼには連結したナツアカネが産卵飛行していた。ナツアカネは産卵姿勢を取らず上から卵をばら撒くようだ。アキアカネは打水するので産卵スタイルから両者を見分けることは難しくない。
単独でいる場合は、♂に関しては胸の部分も赤いのがナツアカネだ。♀の見分けは難しいが胸の黒筋模様で判別できる。
この日は圧倒的にナツアカネが多く、アキアカネがいたのかどうかも確認できなかった。今年はどこに行ってもアキアカネが少ないが、どうしてだろう?
この秋は季節の進みが早いようだ。もう虫は少なかったが、それでも一日歩けば何か見つかる。日向ぼっこする越冬前の虫やジョウビタキなど冬鳥を愛でながら、晩秋の気配漂う土屋の里を一巡りした。
平塚市土屋/2014.10.25
▲イヌタデに名も知れぬ甲虫が一匹
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▲仲睦まじく産卵飛行するナツアカネ
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▲新鮮なキタテハ
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▲畑にヒバリがいた。そう言えば以前もここでヒバリを見たっけ!
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▲畑にのっそり!トノサマバッタ。3年前にもここで見たっけ!
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▲コカマキリも!
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▲林の中にクロコノマチョウ
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▲小川沿いにキセキレイ
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▲アリのようなホソヘリカメムシ4齢(または5齢)幼虫
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▲新鮮なアカタテハ
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▲ツチイナゴ終齢幼虫
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▲オオトリノフンダマシ卵嚢
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▲キウイの葉裏に小さな小さなキウイヒメヨコバイ/「ほら、そこにいるでしょ」と言われてもなかなか認識できないほど細く小さい。ヨコバイも種類が多く結構身近かにいるらしいが、本格的に探すには“ヨコバイ目”にならないと・・
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▲3時45分、出発地点に戻って空を見上げると秋のうろこ雲が! 天気に恵まれ気持ちのよい散策ができた。観察会が無事終了!
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