Back デジカメ散歩道 2014 Next
2014.05.19
虫たちの季節

今日も昆虫目的で中央公園へ。5月は虫たちもそれぞれの営みに没頭する季節、虫探しがいちばん楽しい時期でもある。
中央公園に行く途中、民家の垣根でヒメゴマダラオトシブミを探す。エノキの幼木で揺籃作成中の♀を発見! 立ち止まって見ていると、通りがかりの若い女性に道を聞かれたが、彼女もケータイを出してオトシブミと揺籃の写真を撮って行った。虫に興味のなかった人でも、オトシブミを教えてあげると興味を持つ人が多い。
中央公園ではクリの木に揺籃作成中のゴマダラオトシブミを見つけた。写真を撮るには遠過ぎだが、揺籃も6〜7個はついていて昨年よりは多そうだ。

ジンガサハムシやハエトリグモ、コフキゾウムシにアブ、ヨコバイなどなど賑わう草むらに、ここでは見慣れないカメノコハムシを発見。イノコヅチカメノコハムシのようだ。確かにイノコヅチの葉に止まっていた。
鎌倉にはムラサキシキブが多く、これを食草とするイチモンジカメノコハムシがいてもよさそうに思うが、見たことがない。ジンガサハムシ以外のカメノコハムシに気づいたこともなかったが、先日広町緑地でヨモギカメノコハムシを見かけた。一つ見つけると目が慣れてくるのか次々見つかったりする。今後カメノコハムシにも注意していこう。
もう一つ、今日チェックしようと思っていたのは、毎年タブノキに来るオオミスジマルゾウムシだった。食痕がほとんどなかったが、何とか2匹見つけたのでこれからに期待しよう。

鎌倉中央公園/2014.5.19
▲民家の垣根でせっせと揺籃を作るヒメゴマダラオトシブミ♀

▲ゴマダラオトシブミ、揺籃作り頑張ってます!

▲ヒルガオが食草のジンガサハムシ、ピカピカ光るので見つけやすい

▲ここでは初見のイノコヅチカメノコハムシ

▲リンゴコフキハムシ

▲アカクビナガハムシ?

▲マルバウツギにクロウリハムシ

▲同じくマルバウツギにアトボシハムシ

▲トホシテントウ

▲モミジイチゴにカメムシ「人間に採られないうちに、お先に〜!」

▲同上。オオモンシロナガカメムシのようだ

▲ヒメシロコブゾウムシ

▲タブノキにオオミスジマルゾウムシ。シャイなので、すぐに顔を隠してしまう

▲同上。茎に穴を開けているところ

▲ヤマサナエ

▲ヒメジャノメ

▲ヒメウラナミジャノメ

▲新鮮なサトキマダラヒカゲがあちこちに。スズメバチと並んで樹液を吸う


Back | デジカメ散歩道 2014 | HOME | Next