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2014.01.06
年明けの中央公園

穏やかな日が続いているが、今日はもう6日(月)、世の中が平常に戻る日だ。今年初めてカメラを持って一ヶ月ぶりの中央公園へ。
今年はどこでも冬鳥が少ないと聞く。この時期、中央公園でも鳥の他にはめぼしいものは少ないのだが、越冬虫をいくつか見つけられれば・・というところだ。

まずは、昨年コミミズクの幼虫が2匹張り付いていたサワグルミを見に行く。(昨年の記事参照) この木はあまり元気がなく枯れかかっている。低い位置に伸びてる枝にコミミズクは見当らず、今年はいないか・・と諦めかけたが、根元近くに何本かひこばえがあり、そのうちの一本に何やら緑っぽい膨らみが? だめ元で撮ってみて初めてコミミズクだと分かった! 写真に撮ってみると見えるのだが、肉眼では本当に分からない。「絶対いる!」と思って探さないと見つからない例だろう。
ついでながら、同じ木にクサカゲロウもいた。枯れかかったこのサワグルミ、越冬虫に人気のようだ。
今日は、昨年12月の観察会で知ったクワエダシャクの擬態(記事参照)を探したいとクワノキを丹念に見て回ったが、それらしき“小枝”は見つからず。クワノキチェックに時間がかかったため、ヤツデの葉めくりは次回のお楽しみになってしまった。

冬鳥は確かに少ない。昨年賑やかだったカシラダカやホオジロの姿は皆無、シジュウカラやカワラヒワもいない。それでも、2箇所でモズを、湿地でアオジを、梅林でコジュケイの一団を見かけた。ゆっくり探せば、まだまだ見つかると思う。

鎌倉中央公園/2014.1.6
▲冬の木々

▲ハンノキの湿地

▲開花前のハンノキ

▲今年のカレンダーに使わせてもらった梅ちゃんと同じ木です(^^)

▲ひこばえの膨らみを撮ってみたらコミミズクの幼虫だった!

▲同上。逆側からもう一枚。小枝の色に合せて緑色タイプ

▲コミミズクと同じ木にいたクサカゲロウ

▲サワグルミの冬芽と葉痕「わたしたち、虫さんに好かれてるみたい」

▲以下、↑とは別のサワグルミ、ひこばえの冬芽と葉痕を撮ってみた。こちらのサワグルミは虫に好かれてないようだ




▲モズ♀ 枝かぶりの写真を一枚撮らせてくれただけ・・

▲モズ♂ テリトリが決まったよう。例年どおりだともう一羽いると思うが

▲湿地のアオジ

▲同上(別個体)

▲梅林の奥からコジュケイがぞろぞろ出てきた! さて、これから何種類の鳥が見られるだろうか?


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