久しぶりの秋晴れ、友人と藤沢市の新林（しんばやし）公園に出かけた。新林公園は鎌倉市との隣接部にあり我家からも遠くないが、来るのは何年ぶりか・・？
古民家の裏から尾根道を上る。上り口にあるムクロジの大木は健在だったが、今年はあまり実をつけてないようだ。
散策路は急勾配な所もあるが、よく整備されていて歩きやすい。尾根道の感じは鎌倉で言えば散在ガ池に似ている。「散在ガ池だと、こんな感じのところにコウヤボウキが生えているのよね」と言った途端、道の両肩にコウヤボウキを見つけた。少し盛りを過ぎていたが、今年はコウヤボウキを撮ってなかったので、ひとしきり撮影。鎌倉では見ないカシワバハグマもあったが、もう花は終っていた。

秋晴れとはいえ、森の中で出会う昆虫はほとんどいない。出会った蝶と言えば、イヌビワの上で日向ぼっこするムラサキシジミと、日溜まりに出てきたルリタテハ2匹のみ。もう晩秋なんだと改めて感じた。
今日もエノキの葉をチェックして歩いたが、日当りのよい尾根に生える2本の幼木にアカボシゴマダラの幼虫を見つけた。

藤沢市新林公園／2013.11.5

▲尾根道に咲くコウヤボウキ ▲同上 ▲同上 ▲成虫越冬のルリタテハが日向ぼっこ ▲同上。翅を広げたり閉じたり ▲エノキの幼木にアカボシゴマダラ幼虫。葉が落ちるのも近そうだ ▲エノキの横にキハダの幼木が！ ▲クダマキモドキも日向ぼっこ？ ▲暗い林下にヤブミョウガの青黒い実が光る ▲ツクバトリカブト ▲開けた所に出るとヤクシソウが密生していた ▲同上 ▲同上。季節を錯覚しそうな明るさ！ ▲イチョウやモミジに先んじて、ケヤキやカツラが黄葉している ▲同上 ▲こんなに赤くなったケヤキもあった