台風一過の一日、日差しは強いが湿度が低く、日に日に秋らしくなってきた。
一週間ぶりに中央公園へ。季節の変り目は草花や昆虫の入れ替わりも早い。先週湿地のあちこちで咲いていたツルマメの花はもうほとんど終っていた。次はヤブマメの出番だ。

今日まず目についたのがエサキモンキツノカメムシの幼虫たち。この春はカメムシが少なく、中でもいつもは普通に見られるエサキモンキツノカメムシをほとんど見かけなかった。が、今日は木製の手摺りの上に何十匹もの幼虫が！ 更に近くの草の上にも散らばっていた。終齢か四齢ぐらいのものが多かったが、どこで発生したものだろうか？
もう一種、キバラヘリカメムシの幼虫・成虫十数匹をマユミの木に発見。以前別の場所でキバラヘリカメムシが集まるマユミがあったが、今日の木で見つけたのは初めてだ。
その他、クサギカメムシの幼虫・成虫、また、帰りがけ中央公園を出た所でアカスジキンカメムシの終齢幼虫も見つけた。アカスジキンカメムシは終齢幼虫で越冬するが、ずい分早いような気もする。

鎌倉中央公園／2013.9.17

▲木製の手摺りにエサキモンキツノカメムシの幼虫が！ ▲見ると、あっちにも、こっちにも ▲同上 ▲同上。終齢幼虫が多い ▲同じ手摺りにいたものだが、これは別種？ ▲ミズヒキの上にも ▲シュウブンソウの上にもエサキモンキの幼虫 ▲かなり離れた場所にいたエサキモンキツノカメムシ成虫 ▲マユミの木にキバラヘリカメムシ幼虫 ▲同上。黒いハイソックスを履いているよう ▲こちらは成虫 ▲同上。足の付け根は赤い ▲クサギカメムシ幼虫 ▲同成虫 ▲草むらにいるとバッタと見間違えそうだが、クモヘリカメムシ？ ▲スイカズラの葉にアカスジキンカメムシ終齢幼虫。近くのキブシの実で発生したものかも知れない