学生時代のサークル仲間8人で箱根仙石原の湿生花園へ。毎年一泊のプチ旅行しているが、今、私達の世代は親の介護などで家を空けにくい人が多い。今年は日帰りで集まることになった。
小田原からバスで山道を上る。程よく晴れた空に木々の緑が美しい。渓流沿いに咲くミズキやサワフタギの花、壁面から垂れ下がるマルバウツギの花、上方にはホオノキも咲いているようだ。いつもながら、この道のバスドライブは、もっとゆっくり樹木ウォッチングできたらなあ…と思う。
湿生花園はツツジ科の花など木の花が咲き、予想以上に賑やかだった。サンショウバラは、園内の木はまだ蕾だったが、前庭の一本が咲き始めていた。初めての人が多かったので、花を見られてラッキーだった。
個人的には湿地のトンボに興味があったが、クロスジギンヤンマやシオカラトンボ、クロイトトンボの連結産卵飛行が見られた。

箱根湿生花園／2013.5.23

▲咲き始めのサンショウバラ ▲ツリバナ ▲切れ込みのある葉が特徴、カンボク ▲林下にフタリシズカ ▲紅色の縦縞が繊細なサラサドウダン ▲同上 ▲ウラジロヨウラク ▲レンゲツツジ／オレンジ色〜黄色と色変わりもある ▲早くもニッコウキスゲやイブキトラノオが咲いていた ▲クリンソウにヒメアシナガコガネ ▲イワナンテンにヒラタハナムグリ ▲ハクサンタイゲキにカメムシ（トゲカメムシ？）幼虫 ▲サクラの葉にオオギンスジアカハマキ ▲ヤブデマリ ▲コゲラ ▲ホバリングせずに飛び続けるクロスジギンヤンマ ▲産卵飛行中のクロイトトンボカップル ▲時々、独り者が邪魔しに来る ▲「いいよ、いいよ、他に行こう！」 ▲「ここにも産卵」 ▲「さあ、次に行くよ〜」 ▲先程の独り者もお相手を見つけたようだ。よかったね(^^)